H I S T O R Y

L e e T h r o u g h t h e Y e a r s

リーの歴史と功績を振り返る。

創設期

Leeの出発点

1889

アメリカ・カンザス州サリナに「H.D.Lee Mercantile Company」設立。コーヒー、香辛料などの食品と雑貨を扱う卸売業からスタート。

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1910s

ワークウェア自社製造の開始

1911

オーバーオールなどワークウェアの仕入れ先の納期遅延をきっかけにサリナで縫製工場を建設し、「BIB OVERALLS」を自社で製造開始。

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1913

「UNIONALLS」の誕生。H.D.Leeの専属ドライバーが車整備の際、上着の着脱姿を見てH.D.Lee自身が提案。全身を覆うことにより作業効率を考慮。

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1920s

プロダクト・素材革新期

1921

セールス人形「BUDDY LEE」デビュー。
名前は一般公募の中から選ばれた。

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1922

「LOCO JACKET 91-J」誕生。鉄道機関士の意見を取り入れた仕様が特徴。

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1924

「COWBOY PANTS」の誕生。牧場労働者向けに開発された。

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1925

「COWBOY PANTS」に"101"のスタイルナンバーを導入。

1925

高密度デニム「JELT DENIM」の開発。11.5オンスながら13オンスの強度を誇る革新素材。
主にワークウェアに採用される。

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1927

世界初のジッパーフライジーンズ「101-Z」を開発。

ホックレスファスナー仕様8ozデニムオーバーオール「WHIZIT」を開発。
一般公募により製品名が付けられた。

1927

1930s

機能性とブランドアイデンティティの深化

1911

デニムジャケット「SLIM JACKET」を開発。

1934

ライニング仕様の「101-LJ SLIM JACKET」を開発。

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1936

従業員のアイデアが発端となり「COWBOY PANTS」に"ヘアオンハイドラベル"を付属。

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1940s

ブランド転換期・ジーンズの再定義

1940

アメリカ軍のワークウェアに採用。

1940

1944

"レイジーSステッチ"の導入。アイコニックなディテールのひとつ。

1944

1946

"COWBOY"から"RIDERS"へ改称。
牧場労働者向けの実用衣料から、都市部の広い層に向けたファッションアイテムとしての転換期。

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1947

「Lady Lee Riders」発表。レディース市場へ参入

1947

1948

デニムジャケットをリニューアル「101-J」誕生。

1948

1949

101-J RIDER JACKETのライニング付きモデル
「101-LJ STORM RIDER」を開発。

1949

1950s

ファッションへの進化、若者文化の象徴

1951

「Lee RIDERS」を"スクールウェア"として打ち出す広告を発表。学生たちがジーンズで学校生活を楽しむ様子を描いたビジュアルは、ジーンズが労働着から日常着へと変わる大きな転換点を表している。

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1955

音楽や映画などのカルチャーは、若者の"反抗"がテーマとなり、ジーンズは個性と自由の象徴へ。
「101」は若者の"反抗の美学"に寄り添い、ジーンズを自己表現のファッションアイコンへと導いた。

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1958

バックサテン生地を使用した「WESTERNER」が誕生。
アメリカ東海岸のアイビー・リーグに所属する学生らを中心に人気を博した。

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1960s

ライフスタイルブランドへの布石

1960

「Leesures by Lee」を発表し、レジャーや日常に向けた新ラインを展開。ジーンズの用途を多様化させる。

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1970s

カウンターカルチャーを経て海外市場への進出

1970

カウンターカルチャーやヒッピームーブメントと共鳴し、ジーンズが自由と個性の象徴として世界的に浸透していく中、Leeもまたベルボトムやカラーデニムといった新たなスタイルを次々にリリースし、ファッションブランドとしての存在感を高めていった。 アメリカ国内にとどまらず、ヨーロッパやアジアを含む海外市場への本格的な展開を開始。

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1972

日本での展開が本格化。
高品質なワークウェアとしてのルーツと、ファッション性を兼ね備えたジーンズブランドとして支持される。

1980s

日本での製造販売開始とブランド100周年

1987

株式会社エドウインが日本のLee製造販売を開始。EDWINの技術開発力により数々の名品を製造。
品質の向上と、幅広いニーズに応えるための多様なアイテムを展開。

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1990s

ヴィンテージの再評価とリバイバル

1990

ジーンズの歴史への再評価が高まった時代。「本物」や「ストーリー」のあるものを求める消費者が増えた。Leeが長い歴史の中で培われてきた資産を持っていることは、多くのファン獲得に繋がった。

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1998

「REAL VINTAGE」(現THE ARCHIVES)ヴィンテージ復刻シリーズ誕生。
このシリーズの登場は、ジーンズ愛好家たちの間で大きな話題となり、Leeの歴史的な価値やクオリティの高さを再認識させるきっかけとなった。

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2000s

クラシックとモダンの融合

2000

立体裁断を用いたL-3コレクションを発表。新しいフィットと機能性を追求し、クラシックとモダンが融合したモデル。

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2010s

多様性とサステナビリティへの取り組み

2010

Leeのアイデンティティーを継承する「AMERICAN RIDERS」誕生。
製造工程にこだわり、時代に先駆けてサステナブル素材を取り入れた「MADE IN JAPAN」デニム。

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2014

Lee125周年。ラフォーレ原宿(東京)にて
アニバーサリーイベントを開催。

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2018

ウィメンズベーシックシリーズ「STANDARD WARDROBE」誕生。
豊富なシルエット展開に加え、サステナブル素材を使用したジーンズ。

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2019

Lee 130周年。
7ブランドとのコラボアイテム・Buddy Leeコレクションをリリース。

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2020s

伝統の継承

2024

1924年に誕生し100周年を迎えた「Lee COWBOY」のアニバーサリーコレクションをリリース。

2024

2025

スタイルナンバー「101」の誕生から100周年を記念
したアニバーサリーコレクションをリリース。

2025

T o b e c o n t i n u e d