CHAPTER 01
AMERICAN RIDERS
HISTORY
歴史に裏打ちされた Lee の象徴、
そして時代の象徴であり続ける
1889年、アメリカ・カンザス州にて食品&生活雑貨の卸商として創業した Lee
。牧畜や農業が盛んな土地柄、既製の作業服も取り扱っていたものの、度重なる入荷遅れが問題でした。これを解決するため、オリジナルの製造に乗り出したことがワークウェアメーカーとしての出発点。1911年に自社工場での本格生産をスタートさせ、第一次大戦時には米軍にも納入。国を代表するワークウェアへと発展を遂げます。そして'24年、牧童をターゲットに
" カウボーイパンツ " の名を冠した5ポケットジーンズを発売。やがて " 101 "
のロットナンバーを与えられたこれこそが現在もラインナップする「101B」のルーツであり、'26年には世界初のジッパーフライである、その後の「101Z」が誕生しました。また'44年には都市部への市場拡大を狙い、シリーズ名を〈カウボーイ〉から、より幅広いイメージの〈ライダース〉へと改称し、他社に先駆けてカジュアルウェアへの転換を図ります。'50年代に入ると若者のファッションアイテムとなり、以降、時代とともに多彩なシルエットが登場。こうした長い歴史が育んだヘリテージに敬意を払い、本質を見つめ直し、現代の正当なデニムを定義すべくブラッシュアップを加えたのが、レギュラーコレクションの〈アメリカンライダース〉なのです。最新・最良なスタンダードであり続けるため、行く先も進化の歩みは止まりません。