1931年リリースされた通称"COWBOY JACKET"をベースとしつつ、フロントプリーツやバックルバックの撤廃など、より現代的なライフスタイルに倣ってアップデートが重ね誕生した"101-J"。フロントヨークと連動して斜めに配置された胸元のフラップポケットをはじめ、カウボーイの労働環境に即したファンクションを継承しながらも、より広義な解釈のもとに刷新された"RIDERS"シリーズのフラッグシップモデルに位置づけられた。以降、ブランドを代表するデイリーウエアへと発展。デビューから半世紀以上が経過した今日もなお、大きな仕様変更もなく継続展開されるデニムジャケットのテンプレートへと成長している。
右手で左ポケット、または左手で右ポケットに手が届きやすいようフロントヨークと連動して斜めに配置されたフラップ付き胸ポケット。その上を走る2本のステッチラインは、上半身の逞しさを強調するデザインアクセントに
1948年のヴィンテージピースに縫い付けられた通称"センター赤タグ"も忠実に再現。中心にLeeのロゴ、それを上下で支えるように"UNION MADE"と"SANFORIZED"の文字を配置。50年代のタグよりも非常に簡素だ
所蔵するヴィンテージから採取した糸を解析して再現した13.3/4ozの左綾デニム。高密度に織ることで、着心地はスムースだが堅牢性に優れ、着込んでいくと101特有の、雨が降ったようなタテ落ちが楽しめる