1950 RIDERS
101-LJ

重たく動きづらく、汚れても洗うのが困難だった古典的なウールコートに代わり、運動性と保温性、堅牢性に優れた、タフな101-LJ。現代に至るまで、リーの最高傑作モデルの一つに数えられる。1950年代モデルは、クラシカルパターンのボーダー柄ライニングの裾がウエストバンドに縫い込まれておらず、セパレートの"フラシ仕様"になっている。サンフォライズド加工を施した左綾デニムとウール製ライニングの縮率差を逃がすため、あるいは運動性や通気性に訴求するためとも言われる

BLANKET LINING

ユーズドウールを混紡した当時のウールライニングも糸から解析して再現。後年のモデルとは配色が異なり、グレー・チャコール・ピンクで構成された初期型特有の、クラシカルなパターンは同作の魅力の一つでもある

PLUSH

ウールライニングがデニムのウエストバンドに縫い留められていない「フラシ仕様」は初期型の最たるディテール。ライニングの端がデニム生地のパイピングで補強されていることなども含め、非常に手間の掛かる工程を経ている

WOVEN LABEL

ストームライダー前夜の101-LJに 貼付されたラベルは、後年モデルとは異なり101-Zと同様の"赤タグ"がセットされている。パテントナンバーが記載され、同ジャケットがリー独自のデザインであることが強調されている

Lot.LM6119-89
¥66,000(Tax in)
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