WESTERN WEAR

1952y 101Z Lee RIDERS

Front Zoom

サドルを傷つけないスレッドリヴェットやクローズドバー・リヴェット、乗馬時に使い勝手の良いポケットなど、Leeは戦前からカウボーイ向けに機能的なワークパンツを供給してきた。その集大成として誕生した"RIDERS"シリーズ。その代表作が業界に先駆けて採用したジッパーをフロントフライに装備する101Zだ。堅牢さと洗練のシルエットが融合する101Zは、カウボーイだけでなく、かのジェームス・ディーンも寵愛し、一躍ユースカルチャーの象徴へと昇華する。ジーンズがファッションへ進化する分水嶺となった傑作。その1952年モデルを忠実に再現した。

  • セルビッジ

    44インチ幅のツイル用織機で織った13 3/4オンスの左綾デニム。当時の一般的な27インチ幅の生地より、多くの型が抜けるようになったため、セルビッジは片耳仕様となる

  • ジッパーフライ

    1926年に世界初となるジッパーフライのジーンズを発表したLee。ロットナンバーの"Z"はジッパーを意味する。その先進的発想が今日スタンダードとなっている