WESTERN WEAR

RIDERS 101
50S Model

Front Zoom
Back Zoom

科学や工業の発展、大衆娯楽の充実。'50年代のアメリカは「戦後」という新しい価値観があらゆる分野で開花する。その一方でハリウッドが産み落とした数多のウエスタンムーヴィーは、都会に住む人々を自らのルーツである「西部」へと導いた。伝統的な生活様式を営むカウボーイは西部そのものを象徴するアイコンであり、人々は"デュードランチ=週末の牧童体験"を介してそのスタイルを楽しむようになった。H.D.リー・カンパニーは戦中よりこの潮流を予見していたかのように、牧童向けに特化したワークウェアライン"COWBOY"をより多くの人々が西部開拓時代の郷愁を感じる"RIDERS"というネーミングとともに刷新。101 RIDERSは同シリーズの屋台骨を支える重要なモデルだ。大衆を魅了する洗練されたシルエットと、穿きやすいサンフォライズド(防縮) 加工の左綾デニムで仕立てられた。それに加え、伝統的なボタンフライフロントや馬上で使いやすく配置したバックポケット、サドルを傷つけないカンヌキ補強のスレッドリヴェット、突起を排したクローズドバーリヴェットなど、ワークウェアブランドとしての矜持がしっかり継承されている。その黄金期を体現する'50 年代のヴィンテージを再現した。

  • ディテール ラベル

    ラベル

    Leeが展開していたその他のワークウェアと明確な違いを打ち出すため、黒地に金色と白色の文字で織られたセンター黒タグが採用される。同モデルのタグからRIDERSのブランド名が表記され、より洗練された印象に

  • ディテール ボタン

    ボタン

    それまでCOWBOYの部材を流用していたが'50年代に入り、トップボタンにLee RIDERS、全てのフライボタンにLeeの刻印が施される。ボタンフライを好むユーザーも多かったことから、101-Zと並列して長らく販売された

  • ディテール バックポケット

    バックポケット

    101 RIDERSを象徴する逆釣鐘形状のバックポケット。カーブの浅い"レイジーS"ステッチはブランドを識別するアイコンであり、同時にポケット内部の堅牢性を司る補強布を留めるステッチの役割も果たしている